EWS通信

EWS通信2020年2月号をお送りします

EWS通信2月号をおおくりします。

立春を迎え、穏やかに晴れの日が続きますが、降ってわいた新型ウイルス騒動に、

心穏やかでは居られません。しかし乍、予防対策の普及は、従来のインフルエンザ

感染が半減したという効果が見られたようです。いずれにしても、体調管理は

怠れません。  M.

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《目次》
1.EWS山岳講座
2.EWS 2020年の活動計画
3.チベット研究の高山龍三先生のこと
4.編集後記
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▼・・・・・・・・・・・≪1.EWS山岳講座の予定≫・・・・・・・・・・・▼
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EWSでは二年前から山岳講座と称し、会員の皆様に向けて日本国内の山登りを
続けています。参加者の経験に合わせた山を選択し、現地にいる会員の皆さんとの
交流も行っています。EWSならではの、楽しく有意義な山の旅をご期待ください。今年
も山行のラインアップができましたので、お知らせします。参加希望の方は早めにご
連絡ください。
鶴見岳登山と湯布院、国東半島探索 (4月3日から6日) 現在参加者4名
小谷温泉・雨飾山と中央アルプス登山 (7月下旬)
八幡平散策と花輪ばやし見学 (8月17日から21日)
南八ヶ岳縦走 (9月12日から14日)
奥只見の紅葉と平が岳登山 (10月下旬)
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▼・・・・・≪ 2.EWS 2020年の活動計画 ≫・・・・▼
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2020年の新年を迎え、EWS活動計画を検討中です。
会員のみなさまのご意見ご希望、そしてご参加をお願いいたします。
詳細は、追って連絡いたします。
〇援助関係
ドルポ・ティンギュー村を中心とするB型肝炎根絶プロジェクト
ドルポ出身のツェリン・ドルジ君の学業支援
ソナム・ドマさんの日本留学支援
ドルポの女性たちによるヤク毛プロジェクト
ネパール地震復興支援(オカルドゥンガ地区ジェセ村)

〇海外研修旅行
南米アタカマ高地とパタゴニア   2月の予定で下が、新型肺炎の世界的な流行
や南米各国の政情不安を考慮し、残念ですが延期とします。

〇その他
群馬県上野村 森のギャラリー展覧会、ヒマラヤ植物園ほか
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▼・・・・・・・・・・・≪ 3.チベット研究の高山龍三先生のこと ≫・・・・・・・・・・・▼
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報告が遅れましたが、チベット研究の第一人者である高山龍三氏(90歳)が昨年
11月23日に逝去されました。高山氏は1958年に、川喜田二郎氏率いる西北
ネパール学術探検に参加、ドルポ地区に滞在し貴重な調査記録を残されました。
その後も河口慧海の研究を続け、現存する貴重な資料を調査する一方、私どもの
ドルポ支援プロジェクトに対し様々なアドバイスをいただきました。
亡くなられたのは大変残念ですが、日本人として初めてヒマラヤ、ドルポで本格的
な探検調査を行われた方として、長く記憶にとどめたいと思います。
ご冥福をお祈りします。                        (大谷映芳)

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▼・・・・・・・・・・・・・≪ 4. 編 集 後 記  ≫・・・・・・・・・・・・・▼
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吾輩は猫である、名前は「わはは」。我が家の主は、1月6日に転倒し左手首を骨
折。年末に麻野氏が手首の骨折で手術をした話を聞いていたので、かなりビビったよ
うだが、ギプスの固定だけで済んでいる。しかも今どきの整形外科はスゴイ!と感
動。
まずギプスは石膏ではなくお湯にひたしたような濡れた温かい包帯状のものを巻くだ
け。冷めるとカチンコチンに硬くなるのだ。その後、ギプスを横半分に切ることになった
のだが、直系約10センチの丸いのこぎりがグルグル回っていて、主は恐怖におのの
いたようだ。だが、その刃は皮膚に触れても皮膚が切れることはなく、熱でギプスを切
るとのこと。それでも主は顔を背けて絶対に見なかった。何故なら、主は先端恐怖症
だから。とにかく、あと1週間ほどでギプスは取れそう。しかも損害保険はギプス中は
通院扱いになるので、10万円程の保険料がおりそう…得したニャン!     (か)