EWS通信9月号をおおくりします。
9月１日は関東大地震発生後１００年目となりました。地震、災害は忘れたころ発生すると言われています。油断なりません。
８月は猛暑に苦しみ、台風の遅々とした動きや進路の予測に苦労した様です。
長時間の台風情報にも、悩まされました。ある場所では大量の集中豪雨に襲われ大きな被害が発生しました。日本全体ではダムの貯水量が不足し、渇水対策に苦労されているようです。
世界各地で経験したことのない様な洪水災害が報告され
ています。天災とは言え、人災の様相も垣間見えます。人類の留まることのない開発意欲が、自然環境を変容させることがありつつも、天然自然は、様々な因果関係の総和基づき活動を継続させているようです。経験値では、計り知れない事が起きるのが自然の営みというもいうものかも知れません。 M.K
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《目次》
1.群馬県上野村「森のギャラリー」お知らせ
2.ＥWSマダガスカル研修旅行の報告
3. 11月のネパール研修旅行について
4．編集後記
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▼・・・・・≪1．群馬県上野村「森のギャラリー」お知らせ≫・・・▼
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群馬県上野村「森のギャラリー」では9月30日まで、ナスDスケッチ展「天空のヒマラヤ部族」を開催中です。これまで1500人を超える来場者があったそうで、過去には例のない多さです。冒険ディレクター・ナスDの知名度にもよりますが、素晴らしい原画50点の展示によるものでしょう。
まだご覧になってない方はぜひ足を運んでください。
なお、次回の展覧会はブータン王国・上野村友好関係樹立記念第4弾として『ブータン王国の祭り』を開催します。展示作業は10月5，6日で行いますが、お手伝い可能な方は大谷までご連絡ください。人数によっては7日の登山講座も計画中です。
また、11月11日、12日は「Bhutan Festival in Ueno-mura」を開催しますが、詳細は追ってご連絡します。
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▼・・・・・≪２．ＥWSマダガスカル研修旅行の報告≫・・・・・▼
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7月24日から8月16日まで24日間にわたり、EWS会員8名によるマダガスカル研修旅行が行われました。マダガスカルはアフリカ大陸最後の秘境と呼ばれ多様で豊かな自然が残り、固有の動植物が生息しています。
エリアによって気候は異なりますが、今は乾期(冬)で、朝夕は涼しく東京の蒸し暑さが嘘のようですが、昼間は強烈な日差しです。
特定の道路を除いて、道路はほとんど舗装されていません。凹凸が多いバンピングロードを、四駆で土煙を上げながら毎日長時間にわたり疾走しました。
特に西部は雨が少なく、樹木が少ないので、土煙は多くなります。
マダガスカルの見どころと言えばバオバブで、ムルンダヴァでは、夕日に照らされる美しい「バオバブ並木道」を見ることができました。
イファティは美しいビーチが長く続き、素晴らしいリゾートホテルに泊まり、極上の料理とデザートに舌鼓を打ちました。
○旅の間に、３回のトレッキングが実施されました。
１番目は、ツィンギー・ド・ベマラハ国立公園で、「ツィンギー」が見られます。
これは、石灰岩が長年にわたって風雨や熱によって浸食したものです。
小ツィンギーと大ツィンギーがあり、大ツィンギーはハーネスを付けて登る部分もあります。
２番目は、ラノヒラに近いイサル国立公園で、長年風と雨に浸食された砂岩の山塊が連なり、マダガスカルのグランドキャニオンと呼ばれています。ここには、トレッカーも多くいました。
３番目にツァラノロ渓谷は岩登りの名所で、キャメレオン(1887m)のとがった頂上に登ることができ、
満足でした。
○首都アンタナナリボの北方アンダシベでは、雨も多く熱帯雨林が広がります。アンダシベ国立公園では、
インドリを始めとしたキツネザルを見ることができました。ガイドの案内で細道に入り、ボートで運河を渡ると、
目の前にキツネザルが寄ってきて、皆写真を撮るのに熱中しました。また、カメレオン、蛇、ヤモリなどがいる公園にも立ち寄り、カメレオンを手に乗せ、蛇に巻き付かれて、ポーズをとっていました。
○悪路を長時間車に揺られ、胃腸障害の方も出るハードな旅でしたが、現地ガイドのジスランさんは、現地の事情を知り尽くしているので、普通では知り合えないディープな場所の秘境探検をし、現地の方々と交流することができ、充実した旅になりました。
（写真と文：平野 誠 会員）
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▼・・・・≪ 3．11月のネパール研修旅行について≫・・・・・・・・▼
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昨年につづき下記要領で、ネパール研修旅行を行います。参加をご希望の方はお早めにご連絡ください。
期間：11月17日から12月7日（日程が前後することがあります）
目的：�ドルポのポクスンド湖までのトレッキング
ドルポ入門編となる、往復6日間のトレッキングです。
�地震支援を続けているジェセ村訪問
2015年のネパール大地震以来、復興支援を続けているオカルドゥンガ地区ジェセ村を訪問します。
�エベレスト街道シャンボジェまでのトレッキング観光シーズンを終え静かになったエベレスト街道の、のんびりトレッキングです。
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▼・・・・≪ ４．編 集 後 記 ≫・・・・・・・・・・・・▼
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※都合により、お休みさせていただきます。