EWS通信

ネパール地震復興支援活動リポート

5月 は、 猛暑 日が 多発して、熱中症対策を余儀なくされました。この夏は、特に猛暑 対策 が必 要な よう で す。
5月末に、噂の談山神社に行ってきました。青もみじが、涼感を誘います。
M.K

▼・・・・・・≪1. ネパール地震復興支援活動報告≫・・・・・・・・・・・・▼
EWS会員 2名 が5 月 に、地 震復 興支 援活 動を 続け ているネパール東部のジェセ村を訪問しました。ジェセ村には追加の支援金を渡し、新たにパトレ村にEWS 基金 を設 置し まし た。
以下 は支 援活 動に 参加した大河原由紀子会員によるリポートです。
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EWSの新メンバーである私が、今回この旅行に同行させていただいた の は、新 たな 基金 を村 に届 ける こと でし た。基金は知人が日本で集めてくれたもので、彼らがEWSの活 動に 賛同 され まし たの で、 その 村を 実際 に見てみたいということで参加しました。
大谷 さん と、 ガイ ドとしてドルポのソナムさんと私の3人旅。
カト マン ズか ら早 朝インド製TATAジー プで オカ ルド ンガ の町 まで 一台 に9 人の 客がつめこまれます。片道約8時間。オカルドンガで大谷氏の知人ガイドのベテ・スワヌール氏と会い、ジープを乗り換えてランプー ル・バザールへさらに約2時間。
翌 日、ラ ン プール から歩きはじめ、山を越え、山をまわり、谷を渡り、目的のジェセ 村に 夕方 到着 しま し た。途中、ブルトーザーが道を作っていました。ほとんどは人一人歩くのがやっとの村道。ジェセ村への最後の登りはきつかった。麦 の刈りいれが終わり、トウモロコシが育っていました。
シャクナゲの真紅の花もみました。

翌 朝、村 の広 場で 集会。 ここで、EWSのす でに お渡 した 基金 に 我々の 1 ラック ル ピー(千ドル弱)を基金として使うよう渡しました。帳簿をみさせていただき、収支がきちんとしていて基金が有効活用されているこ とが分かりました。
残り の2 ラッ クル ピー(2千ドル弱)をジェセ村から3時間ほど上部にあるパトレ村 に渡 すべ く ジュセ 村か ら了解を得、午後からパトレ村への移動を始めました。
結構 な登 りで 標高 は2,600mほ ど。ベ テ・ スエ ア ヌール 氏の 自宅 に泊 めて いただきました。
翌朝、自宅前 に村 民が 集ま り、 事情 を説 明し まし た。 議事録を作成。基金は早速その日、10人に 貸し 出さ れま し た。利 用目 的は 農業 用に使う人が大部分、利息は 一か月 1%で す。

午 後、雨 の中 を出 発、来たときとは違うルートでマエダニ村へ。そこで一泊。翌朝 ジープ で未 舗装 の山 道を オカルドンガへ。乗り継いでカトマンズへ。再び狭いジープの車内、8時間かかりカトマンズに夕方到着しました。
EWS基金 が村 人に より 運営 され てい るこ とに 感激 しました。
この 旅で 気が つい たこと、ずっと考えていたことは、この村の発展は何をすべきか。
若者 は仕 事を もと め、都会、海外へ出稼ぎにでます。観光客をなんとかこの村に誘致 し、 楽し んで もら える 事は出来ないか。ネパールの売り物である、ヒマラヤもここからは見えない。民家に泊まって暮らしてみるのも良いかもしれません。 数年後には車道ができます。付加価値のつく農産物でもあるとよいのですが、、、。
(大河原由紀子会員・記)
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▼・・・・・・≪2.ドルポ基金 チャリティーコンサート≫・・・・・・・・・・・・▼
神尾重則会員を中心とする「2017年四方山話」として、下記の通りチャリティーコンサート
が開催されます。

出演:神尾重則(日の出が丘病院院長)
アマチュアバンド ベガ(日の出町) & カズン(あきる野市)
日時:6月17日(土) 午後1時から5時まで
場所:綜藝舎ギャラリー
あきる野市秋川1-7-12  電話:042-558-2584
http://www010.upp.so-net.ne.jp/yoshizawa-enn/sougeisha/profile.html
会費:3500円
※収益の一部はEWS/ドルポ基金へ寄付されます。

問い合わせ先 天野淳司(四方山話・世話人) 080-1125-6617

EWS今後の予定として、7月23日から8月13日までネパール・ドルポ研修旅行が
行われます。二十年以上にわたり教育・医療援助を続けているネパル・ヒマラヤ辺境
の地奥ドルポを訪問し、医薬品を届けると同時に神尾会員を中心にB型肝炎撲滅支援
に向けた予備調査を行ないます。

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▼・・・・・・≪3.「書の世界 大谷悦芳書道展」開催中!≫・・・・・・・・・・・・▼
EWSが主 催す る展 覧会 第二 弾が群 馬県 上野 村「森のギャラリー」にて開 催中です。

「書の世界 大谷悦芳書道展 子 供た ちと 一緒 に」
書道家・大谷悦芳氏の書を中心 に、書 道教 室の 生徒 たち の独 創的 で楽 しい
作品がギャラリーいっぱいに展開 しま す。
会期:5月26日(金) から6月26日(月)まで

 

 

なお3回目の展覧会として「柳木昭信写真展 残したい地球の自然」 7月1日~
8月27日を予定してます。
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▼・・・・≪4.金子民雄さんとの千夜一夜物語≫・・・・▼
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正会員の皆様には6月10日に行われるEWS 会をご案内していますが、会の
終了後、名誉会員である金子民雄さんの講話があります。う 会場はいきなりですが、
新宿・新大久保にあるネパール料理店です。時間のある方はぜひご参加ください。
「金子民雄さんの千夜一夜物語
中国の新シルクロード経済構想・一帯一路」
日時:6月10日(土) 15時45分より
場 所:ネ パー ル料 理 「アー ガ ン」 (新 大 久保 駅か ら4 分)
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13196997/
東 京 都 新 宿区 大 久 保 2-32-3 リ ス ボン ビル4F
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▼・・・・・・・・・・≪5. 編集後記≫・・・・・・・・・・・・▼
吾輩 は猫 であ る。 名前は「わはは」。英語で「らくだの鼻」って何を意味するか知っ てま す か?
砂 漠を 旅し ていたら、らくだが寒いので「テントに鼻だけ入れてもいいです?」とい うの で入 れて あげたら、どんどん肩や足まで入れてきて、結局テントを占領され てし まっ たと い う。つ まり悪い前例を作ると、それが既成事実となって取り返しがつかなくなるという教訓。the  camel’s nose under tent 我 が家 のバ カ犬 は2 階は 入室 禁止 なの だ が、時々、下に人が来た時は2階にあげられる。
ラクダにならないよう気を付けなくっちゃ!                          (か)