EWS通信

EWS通信2021年9月号をお送りします

EWS通信9月号をおおくりいたします。

210日は、春分の日から数えるとの事ですが、今年は8月31日

でした。ちなみに220日は9月11日との事です。

米国大リーグの大谷選手は、大リーグ初のホームスチールを成功さ

せ、ヤンキースのプライドを粉砕しました。9月4日には、再三の

投球、打球の右手直撃にめげず、100マイル投球を交え9勝目を

挙げました。翌日のゲームでは43号ホームランを放ち、怪物ぶり

を発揮しています。43本中25本はエンジェルスホームグランド

での打撃とのことです。今後とも異次元の活躍が期待されます。

M.K

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《目次》
1.展覧会「ヒマラヤの王国 ブータン」 開催中、今後の予定
2.最新ネパール情報
3.編集後記
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▼・・・・・・・・・≪1.上野村「森のギャラリー」写真展開催中です≫・・・・・・・・▼
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上野村「森のギャラリー」では今年3回目の展覧会「ヒマラヤの王国 ブータン」が9月
26日まで開催中です。ブータン王国との友好関係を進める上野村の主催ですが、今
回はブータンの染織についての展示も行っています。ブータン独特の素晴らしい織物
を、久保淳子氏の協力で分かりやすく展示しています。
最終日には撤収を行いますが、会員の有志の方にお手伝いお願いしたいと思いま
す。その前後に、近くの荒船山か、前から予定していた中央アルプスの宝剣岳での
登山を計画しています。参加希望の方は、担当の大谷まで連絡をお願いします。
まだまだコロナ禍の中ではありますが、ぜひ展覧会へお出かけください。

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▼・・・・・・・・・≪2.最新ネパール情報≫・・・・・・・・・▼
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ネパール支部のカミ・シェルパ氏はヒマラヤのナムチェバザールから戻り、現在はカト

マンズにいます。ネパールのコロナウィルス感染状況を、詳しく伝えてもらいました。

日本語への翻訳は、留学中のソナム・ドマさんにお願いしました。

(原文)

The second wave of Covid-19 affected south Asian country much more than the first

wave. Unfortunately ,Nepal too had huge challenge in facing and managing the

pendamic interms of managing Oxygen supply and enough bed capacity in the

hospitals.Thus, the Government of Nepal decided to implement lockdown as the

second wave striked in early spring and continued for 3 months. In the battle against

the Covid -19 virus the Government took the major step of purchasing the

covidshield (Indian) vaccine and began the vaccine campaign by vaccinating

frontliners and senior citizens (65+ )from the beginning of new year.But just after

second wave hit India the Serum Institue of India decided to stop providing

remaining doses vaccine to Nepal .So as an alternative The Government of Nepal

opted for Verocell ( Chinese Vaccine). Nepal was also fortunate to receive donation

from various countries. Among which the Astrazeneca vaccine received from Bhutan

and Japan was enough to vaccine the senior citizens , who have been eagerly

waiting for their 2nd dose of Covidshield vaccine for almost 8 months.later the USA

also provide 1.5m doses of jonson and jonson vaccines. So the current status of

vaccine program so far is as follows 54,72,773 people got first dose 47,95,373

people got second dose Most of above vaccinated people are from urban area, the

Government is still actively working hard to provide vaccinces for the citizens of

remote area too by challenging geographical location access to transportation,

communications, and vaccine storage and transport issues . There are every day

about 1500-2000new positive cases tested,most of the tests aredone in cities,there

are no facilities of testing PCR in remote villages.For the moment there are about

33006 active case and across Nepal there are about 274 quarantine centres.Sadly,

everyday 15-25 people die because of Covid. Recovery cases is about 94.3%,fatality

rate is 1.5% Total Cases= 7,67,271 Total Recovered cases : 7,23,756

Till September 3rd 2021

(翻訳)

「Covid-19の第2波は、第1波よりもはるかに多くの南アジア諸国に影響を与えまし

た。残念なことに、ネパールも酸素の供給や病院の十分なベッド数の管理といった問

題に直面し、その対応に大きな課題を抱えていました。そのため、ネパール政府は、

春先に第2波が発生し3ヶ月間続いたため、ロックダウンを実施することを決定しまし

た。

しかし、第2波がインドを襲った直後、インド血清研究所はネパールへの残りのワクチ

ンの提供を中止することを決定しました。 そこで、ネパール政府は代わりにVerocell

(中国製ワクチン)を選択しました。また、ネパールは幸運にも様々な国から寄贈を受

けることができました。その中でも、ブータンと日本から受け取ったアストラゼネカ社の

ワクチンは、約8ヶ月間コビドシールドの2回目の接種を待ち望んでいた高齢者にワ

クチンを接種するのに十分な量でした。これまでのワクチンプログラムの状況は以下

の通りです。

54,72,773人が初回接種を受けた。(全人口の19.1%)

47,95,373人が2回目の接種を受けた(全人口の16.8%)

上記のワクチン接種者のほとんどは都市部の人々ですが、政府は地理的に交通手

段や通信手段へのアクセス、ワクチンの保管や輸送の問題に挑戦し、遠隔地の人々

にもワクチンを提供するために積極的に努力しています。

毎日、新たに1500~2000人の陽性患者が確認されていますが、ほとんどの検査は

都市部で行われており、遠隔地の村にはPCR検査の施設はありません。現在、約

33006人の治療中の患者がおり、ネパール全土に約274の検疫センターがありま

す。悲しいことに、毎日15~25人がコビッドで亡くなっています。

回復率は約94.3%、死亡率は1.5%です。

総症例数=7,67,2718人

回復された症例数:7,23,756例

2021年9月3日 現在

Kami Sherpa (カトマンズにて)/ 訳・Sonam Dolma」

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▼・・・・・・・・・・・・・≪3. 編 集 後 記  ≫・・・・・・・・・・・・・▼
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吾輩は猫である、名前は「わはは」。相変わらず人間の皆さんはマスクが
手放せない日々が続いていますが、アメリカでマスクをしない白人女性は
「カレン」と呼ばれているって知ってましたか?例えば6月にベーグル屋さん
で撮影されたのは、マスクをしない女性に他のアジア系女性が「マスクしなさ
いよ!」と言ったら、逆ギレされて注意した女性の顔にゴホゴホ咳をして唾を
浴びせた女性。彼女はネット上で「咳するカレン」と呼ばれました。
では、なぜカレンなのか?諸説あるようですが、2004年の「ミーン・ガール
ズ」という映画に登場する女子高生が、アフリカで育った女性に対して「あな
た、アフリカから来たのに白人なの?」と質問して「カレン、人に何で白人な
のか聞くもんじゃないわよ」とたしなめられるシーンがあるんだとか…で、人
種問題に鈍感で高慢な白人女性のことをカレンと呼ぶようになったとか。
わが主は、外に出るときには二重(不織布とウレタン)にマスクをしている
ので、当分、カレンにはなれないから心配無いニャン!   (か)