EWS通信

EWS通信2021年7月号をお送りします

EWS通信7月号をおおくりいたします。

新型コロナ株は、従来型に留まることなく一定期間に世界各地で変異を繰り返して

います。通常変異毎に、感染力は増大しますが、重症化が軽減されると言われてい

ましたが、判然としません。関東圏では陽性者数は、増加傾向ですが、その他の

地域では、小康状態を維持しているようです。ワクチン効果が顕著と言うより、これま

での警戒対応で、感染拡大を低減しているようにも、見受られます。ところで、MLB

エンゼルスの大谷さんの大活躍には、目を見張ります。前回の登板は、1回で降板

しましたが、気落ちすることなく、2日オリオールズ戦で2打席連続の30号2ランを放ち

ました。今後とも、好調をキープして、怪我の無い様お願いします。  M.K

 

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《目次》
1.展覧会「ヒマラヤの花」 上野村森のギャラリーにて開催中
2.大森会員の新刊書「エビとカニの博物誌」紹介ネパール報告
3.上野の村での野菜収穫ツアーのお知らせ
4.最新ネパール情報
5.編集後記
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▼・・・・・・・・≪1.上野村「ヒマラヤの花」写真展開催中です≫・・・・・・・・・▼
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上野村「森のギャラリー」では今年二回目の展覧会「ヒマラヤの花」が8月8日まで開
催中です。東京大学の植物部門のヒマラヤ植物研究会の皆さんによる珍しい貴重な
写真を中心に、1960年代からのヒマラヤ植物調査記録や資料なども展示されていま
す。
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▼・・・・・・・・・≪2.大森EWS会員の新刊書「エビとカニの博物誌」≫・・・・・・▼
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水産学博士でもある大森信EWS会員が、新刊書『エビとカニの博物誌』を出版されま
した。長年収集されてきた美しい切手の小さな絵から始まる、海の不思議な生き物た
ちや海洋の知られざる世界が、興味深く楽しく描かれています。また調査旅行で世界
を旅した時の、港や市場で経験した食の話など、話題は尽きません。
ぜひ一読をお勧めします。              (築地書館・刊 2,000円+税)

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▼・・・・・・・・・≪3.上野村での野菜収穫とトッレキング・参加者募集≫・・・・・▼
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上野村のI氏宅の畑で野菜収穫の手伝いを行います。援農とまでいきませんが、
野菜を育て収穫するという体験ツアーです。休憩時にはお茶をいただきながら、
上野村の生活や文化などについてお年寄りの話を伺います。翌日は、軽い登山
かトレッキングを考えています。
参加希望の方は、早めに連絡をお願いします。
日時:8月8日(土)西武秩父駅9時集合(予定)、車にて上野村へ
9日(日)トレッキング
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▼・・・・・・・・・・・・・≪ 4. 最新ネパール事情  ≫・・・・・・・・・・・・・▼

カトマンズのロック・ダウンは先月で終了し、ネパール支部のカミ・シェルパ氏は18ヶ月ぶりに

故郷のナムチェバザールに戻りました。ちょうど350年前から続く宗教儀式Dumjiが行われま

した。以下、カミ氏からの報告です。

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ネパールのナムチェバザールは、トレッキングで最も人気が高いエベレスト街道中心の村で

す。古くはチベットとの交易で栄えたところですが、近年は世界中からたくさんの人が訪れま

す。しかし今回のコロナウィルスの世界的な感染は、150件ほどのこの小さな村にも大変な影

響を及ぼしました。感染拡大の第一派の際には、重症患者は少なかったものの数百人の住

民が陽性となりました。3月の登山隊はわずかでしたが、エベレストのベースキャンプで何人

かの登山者が陽性となったあとは、ナムチェを含む多くの村へ感染が広がりました。

ここでは99%の住民が生活を観光に頼っています。例年5万人の観光客や登山者が訪れま

すが、コロナ禍が始まってからは、1千人ほどとなりました。現在は仕事がほとんどなく非常に

憂えています。

PCR検査は行われず、実際の陽性者数の把握はきません。最近政府は、一回目のワクチン

接種を進めると伝えてきました。これにより感染拡大が抑えられ、コロナ禍が終息するもの

と、人々は期待しています。

7月6日Kami Sherpa (ナムチェバザールにて)

※なお、テンジン・ヌル氏も、今月中にドルポへ戻るそうです。

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▼・・・・・・・・・・・・・≪ 5. 編 集 後 記  ≫・・・・・・・・・・・・・▼
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吾輩は猫である、名前は「わはは」。コロナやら土石流やらと世の中色々大変
だが、こんなさなかにもゴキブリの生態研究に集中している女性がいる。
九州大学院生の大崎遥花さん(27歳)。子どもの頃から昆虫好き。今やゴキブ
リは相棒だとか…そんな彼女が発見したのはリュウキュウクチキゴキブリの珍
しい生態。一生のほとんどを朽木の中で過ごし、つがいは「厳密な一夫一妻」
とされる。そんなペアの観察を続けたところ、交尾の際に互いの羽を食べあう
ことを見つけた。カマキリの雌が雄を食べてしまうのとは異なり、お互い様な
ので「自分にも相手にも利益がある協力行動では?」と彼女は予想している。
これって相手への思いやりってことだよね!外飲みで騒ぐ若者や、副反応が怖
いからワクチン打たないなんていう人達には、ゴキブリちゃんを見習って欲し
いニャン!  (か)