EWS通信

EWS通信12月号をお送りします。

EWS通信12月号をお送り致します。
11月20日から22日まで京都の紅葉を楽しんできました。何でも京都の人々が
紅葉の季節を待ちわび、それぞれの趣向で紅葉の季節を堪能しているとのこと
です。地元の人々の情熱が京都の情緒を保持しているようです。
蛇足ですが、12月3日ごろの箱根の紅葉も見事でした。   M.K
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《目次》
1. EWSカレンダー2018 販売中!
2. EWS講座 「ドルポB型肝炎根絶支援への取り組み」 
3. ドルポのソナム・ドマさん進学決定
4. ネパール地震復興支援その後
5. 編集後記 
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▼・・・・・・・・・・・・・・≪1.EWSカレンダー2018 好評販売中!≫・・・・・・・・・・・・・▼ 
「EWSカレンダー2018」が会員の皆様のお手元に届いたことと思います。今年のものは仕上がりがきれいで、大変好評です。一部500円にて販売しております。来年のドルポでB型肝炎根絶支援活動などを含め、売り上げはEWSの活動資金に使わせていただきます。
皆様のご協力をお願いいたします。(2部以上は送料無料です)

なお、カレンダーに訂正箇所が二か所あります。
訂正箇所
・写真説明
 11月号の写真でタイトルが、五竜岳となっていますが「白馬鑓ヶ岳」が正しい山名です。
・撮影者プロフィール
 林達也さんの中で、新井賢治先生とありますが、正しくは「荒井賢治先生」でした。

 お詫びするとともに、お手数ですがご訂正をお願いいたします。

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▼・・・・・・・≪2.EWS講座 「ドルポB型肝炎根絶支援への取り組み」 ≫・・・・・▼ 
EWS講座を11月25日(土)に開催しました。
講師は神尾重則会員で、今夏訪れたネパール、ドルポの話を中心に「ドルポのB型肝炎根絶支援活動」に向けた予備調査と今後の取り組みについて報告いただきました。ドルポにおけるB型肝炎に実情と感染予防について、チベット医学と宗教まで含めた多岐にわたる講座で、参加者一同真剣に耳を傾けていました。
なお講座終了後は、ネパール料理店での懇親会を行いました。
議題: 「ネパール、ドルポの最新情報
         B型肝炎根絶支援活動について」
講師: 神尾重則
日時: 11月25日(土) 午後4時30分から6時30分
場所: 新宿スポーツセンター小会議室

2018年夏も、ワクチン接種を含め「ドルポのB型肝炎根絶支援活動」のため現地を再訪すべく準備を進めています。

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▼・・・・・・・・・≪3. ドルポのソナム・ドマさん、進学決定≫・・・・・・・・・・▼ 
昨年4月までフィリピン、マニラの大学で医師を目指し学んでいたソナム・ドマさんですが、健康上の理由で勉学を断念しておりましたが、彼女から朗報が届きました。
ネパール帰国後、今後の進路が決まらず私どもも心配しておりましたが「立命館アジア・太平洋大学(APU)」の入試に合格したとのことです。
APUは立命館大学が運営する九州大分県にある大学で、外国人留学生と日本の学生がともに英語の授業で国際関係、地球の環境・開発問題などを広く学んでいます。
卒業後は国連や、援助団体などで働く学生が多いといわれていますが、ソナム・ドマさんは将来、ドルポのみならずネパールのために働き、日本とネパールの架け橋的な役割を担いたいと話しています。
入学は来年4月で、本人は医師への道は断念したものの日本で学べることを大変喜んでいます。皆様のおかげでここまで来れたことに大変感謝しております。皆様によろしくお伝えくださいとのことです。
引きつづき、ご支援ご協力をお願いしたいと思います。
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▼・・・・・・・・・≪4. ネパール地震復興支援その後≫・・・・・・・・・・▼ 
11月29日より大谷会員は、ネパール復興支援活動を続けている東部ネパールのオカルドゥンガ地区パトレ地域を訪れました。ジェセ村とパトレ村に基金をつくり村人たちにお金を貸し出すという支援です。今回はパトレ村を中心に追加の義援金を渡し、会員の皆様から頂いた古着を届けました。今夏ネパール政府より地震被害者家族に30万ルピー(約33万円)が渡ることになりましたが主には家の再建費用のためです。工事開始時に5万ルピーを受け取り、完成すれば残額が受け取れる仕組みだそうです。そのため村人たちはEWSジェセ・パトレ基金から2万ルピーほどを借り受け6か月後に1%を上乗せして返却しています。上手に正しく基金が運用され村人たちには非常に喜ばれていました。古着もこれから冬に向かうため、大変助かるとのことでした。今後も引き続き、支援を続けたいと思います。



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▼・・・・・・・・・・・・・・・・≪4. 編集後記≫・・・・・・・・・・・・・・・・・▼ 
  (か)