EWS通信

EWS通信2026年10月号をお送りします

EWS通信10月号をおおくりします。
10月を迎え日没が早くなってきました。
日中の活動時間が短縮されるなか、連日の 雨模様に秋の行楽に弾みがつかないようですが、収穫の秋には様々な行事が組まれ、 選択肢の多さに驚かされます。
10月3日4日には上野村で、神社の祭礼に、ブータンの踊りが披露され好評でした。 ブータンの女性が纏う「キラ」が鮮やかでした。またブータンの方々は正座ではなく 胡坐を組んで座りますが、座る姿が美しく、まるで仏像が座っているかのような印象をうけました。 M.K

《目次》
1.ネパール、ドルポ海外研修旅行 リポート
2.写真展「ブータン王国の四季」 開催中!
3.上野村・ブータン交流イベント行われる
4.今後のEWS計画について
5.編集後記

───────────────────────────────── ▼・・・・・・・・・・・≪1.ネパール、ドルポ海外研修旅行 リポート・・・・・・・・・・・▼ ─────────────────────────────────
10月10日より4名の会員で、ネパール、ドルポ研修旅行が行われました。ポスト モンスーンの登山やトレッキングの観光シーズンの始まりでしたが、先般の大災害により 10%ほどの観光客が減ったそうです。

私たちは予定通り日程をこなし、Roots of Life 建設地での地鎮祭を行うなど、準備を進めてきました。

以下は宇野会員のリポートです。

「凡様な造形が1ミリもない…秘境ドルポ。壮麗な山々は、今尚その標高を上げ、為に 大陸最深部への稀少移動ルートは、その重要性と迫力を保持し続けている。
Dunaiからの初めの3日間の乗馬行は、谷に身体を乗り出すようなスリルとともに爽快そのもの。

Jyanta峠;5121mから下った谷には、映画;世界最速の男、で見たような真っ平な野が広がり、 冬虫夏草のエキスを含んだ旨い水がさらさらと流れていた。

チベット国境にほど近いテンギュウ;Tinje(標高4150m)は、今でもJupal空港から最低で5日の 移動を要する。老人集団でUpper Dolpoの地を踏む苦肉の工程設計が馬3日、車2日だ。
が、”あと30分”がやはり壮絶だった。
車軸を走行可能な程度にだけ補修した車で、泥濘となった 道からの脱出にエンジン全開13回…ダイジョブ?の疑問は必要の前に意味をなさない。

忘れていた突破力を思い出した。ジープは船のように急流も横断して行った。 歯の根の合わなくなるほどの水の寒冷さは、凍結さえしなければ車に影響はなかった…。

60~80kgを担いで歩くネパール人ポーター達は、この激しささえ楽と思える強靭さを持つ。 テンギューの人々にも、真似できない年輪と気品があった。

最終旅程で見たタウラギリ山群北面の雄姿は、126年前河口慧海が見たそれと多分そう変わらないだろう。見飽きない英雄の如き威容だ。

タイムトンネルを潜り80年前の日本を日本にない壮大かつ多様な景観の中で過ごした ような17日間。今もその記憶に心を鷲摑みされたままだ…。」

(文章と写真:宇野かおるEWS会員)
なお今回のドルポ研修旅行の目的の一つは、女性と子供たちのための施設である Roots of Life建設プロジェクトの村民との協議でした。
9月22日には午前9時から ロペン・シダル・パサン・ラマによりRoots of Life 建設予定地での地鎮祭が行われま した。

───────────────────────────────── ▼・・・・・・・・・・・・≪2.写真展「ブータン王国の四季」 開催中!≫・・・・・・・・・・▼ ─────────────────────────────────
EWSは毎年、上野村・森のギャラリーの企画・運営に協力しています。
今年3回目となる写真展は「ブータン王国の四季」を取り上げました。
上野村はブータン王国と友好関係を続けています。
今年は日本・ブータン外交関係樹立40周年でもあり、 現在の五代目国王のご成婚15周年ということもあり、現地は祝賀ムードのようです。
上野村はこれから素晴らしい紅葉の季節!ぜひお出かけください。

───────────────────────────────── ▼・・・・・・・・・・・・≪3.上野村・ブータン交流イベント行われる≫・・・・・・・・・・・▼ ─────────────────────────────────
上野村・ブータン王国友好関係樹立記念イベントとして、6名の在日ブータン人の若者が 上野村を訪問、村人との交流が行われました。

10月3日(土) は上野村村民体育祭に参加し玉入れなどで大活躍し優勝チームと同点 だったため表彰されました。 4日(日) 新羽地区のお祭りに参加。お神輿を担ぎ河出清めるという行事に参加しました。

お神楽の観覧後はブータンの踊りを披露、最後は参加者と一緒に大きな輪となって踊りを 楽しみました。今回で5回目のイベントとなりましたが、今年の友好交流は実りあるものと なったようです。

───────────────────────────────── ▼・・・・・・・・・・・・・・≪4.今後のEWS計画について≫・・・・・・・・・・・・・・・・・・▼ ─────────────────────────────────
11月初旬 EWS山岳講座 上野村「諏訪山」登山 12月にEWS忘年会の予定 ※海外研修旅行「嵐の大地 パタゴニア探検」 は 来年の1月13日から1月30日の 日程で計画を進めています。現在参加希望者は4名ですが、10月に募集を締め切ります。

───────────────────────────────── ▼・・・・・・・・・・・・・・・≪5. 編 集 後 記 ≫・・・・・・・・・・・・・・▼ ─────────────────────────────────
吾輩は猫である、名前は「わはは」。前回はホッキョクグマの話題だったが今回はその続き。

彼らの生活環境が地球温暖化で変化を余儀なくされている。本来、彼らの食事は90%がアザラシ。 魚は食べなかった。ところが凍土や氷河が溶け出しどんどんアザラシも採りにくくなり、夏の間は 陸上に上がって川で魚を取るようになった。先日撮影に成功したのは、イワナを食べるホッキョクグマ。

イワナと言ってもホッキョクイワナは全長1㍍とデカい!それでも他のクマより爪が短く、深く潜ることが 出来ない彼らにとって食べ物を入手するのは極めて困難。こんな姿を見せられると、じき人間も食べるものが無くなるかもしれないと心配になるニャン! (か)