EWS通信

EWS通信2023年3月号をお送りします

EWS通信3月号をおおくりいたします。
弥生3月、心浮き立つ気分になる季節となりました。梅の花を惜しむ間もなく、桃の節句に始まり花は桜木の真打ち登場も今暫くに迫ってきました。春一番が台風並み大風でしたが、恙無く吹き荒れました。
春定番の約束事が遅滞なく進行するのは気持ちの良いことです。但し花粉の飛散はいただけません。
何事も望月の欠けたる処なし様な万全の状況を期待するのは畏れ多い事の様です。 M.K

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《目次》
 1.2023年 今後のEWS活動計画について
 2.EWS山岳講座
 3.ドルポB型肝炎根絶支援関連
 4.ドルポ ヤク毛プロジェクト関連
 5.新会員の紹介
 6.編集後記
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
─────────────────────────────────
▼・・・・・≪1.2023年 今後のEWS活動計画について≫・・・・▼ 
─────────────────────────────────
EWSでは下記のような活動計画を予定しております。会員のみなさまからのご意見ご希望をいただきながら計画を進めておりますが、積極的なご参加をお願いいたします。
〇援助関係
ドルポ・ティンギュー村を中心とするB型肝炎根絶プロジェクト
ドルポの女性たちによるヤク毛プロジェクト
ネパール地震復興支援(オカルドゥンガ地区ジェセ村)
〇海外研修旅行 
アフリカ マダガスカル研修旅行 (7月か8月ごろ3週間の予定)
ネパール・ヒマラヤでのドルポ・トレッキングとジェセ村訪問(11月ごろ)
〇群馬県上野村関係 
森のギャラリー展覧会と第2回ブータン・フェステイバル
(11月の連休中予定)
ヒマラヤ植物園ほか 
────────────────────────────────
▼・・・・・≪ 2. EWS山岳講座  ≫・・・・・▼ 
────────────────────────────────
今年最初の登山講座は、誰でも無理なく登れる初心者向けの登山です。
高峰と鶏足山登山(3月29,30,31日 参加費25000円・予定)現在参加者9名です
茨城県笠間市在住の石上清会員の案内で、ミツマタの原生林がある鶏足山(430m)と満開には少し早いようですがヤマザクラが見事な高峯(520m)を登ります。

棒ノ折山登山 (奥多摩 4月下旬予定)
天丸山登山 (上野村 5月の予定)
その他に、川苔山、両神山、笠取山、鍋割山、武甲山など検討中。
─────────────────────────────────
▼・・・・≪ 3.ドルポB型肝炎根絶支援関連≫・・・・▼ 
─────────────────────────────────
大谷EWS理事長は3月13日カトマンズにて、ドルポから下山中のカルマ・チョンベル氏と今後のドルポ地区B型肝炎根絶支援について話し合いを行いました。カルマ氏は現在のティンギュー村を含むDolpo Bhudah Rural Municipality(ドルポ・ブッダ農村自治区)代表者です。
若かりし頃は、ドルポ基金・EWSによるドルポ医療センターやパブリック・ホールの建設にも携わりました。
氏の話によれば、ワクチン保管のための冷蔵庫、発電機はすでに購入済みで、輸送に協力してくれるヘリコプターが見つかれば、ワクチンとともに現地に送るそうです。
今後もその都度報告するので、今後もよろしくとのことでした。
5年以上かかるプロジェクトだと思われますが、今後も会員の皆様のご協力お願いいたします。


────────────────────────────────
▼・・・・≪ 4. ドルポ ヤク毛プロジェクト関連≫・・・・▼ 
─────────────────────────────────
今年もドルポのソナム・サングモさんの夫、テンジン・グルン氏が昨年のヤクの毛をカトマンズまで運んでくれました。現地とカトマンズで汚れを落としたものを、無事に手にすることができました。小さなプロジェクトですが、ドルポ女性たちの
ために今後も続けたいと思います。
─────────────────────────────────
▼・・・・・≪ 5. 新会員の紹介≫・・・・・▼ 
─────────────────────────────────
宇野かおる さん(ウノ カオル、正会員)
満64歳の女性医師です。現在も埼玉県の二病院で非常勤ながら診療に従事しております。卒後16年間は外科、小児科医を、併行して産婦人科も研修し、現在は主に人間ドックと婦人科の外来診療をしております。
昨年11月のEWS主催のネパール研修に参加させていただき、次元の違う体験に大いに感銘を受け、EWSにも是非入会させていただきたいと思いました。
今後も海外への研修参加に意欲満々でおります。
テレ朝の辺境番組はいつも嬉々として視聴していましたし、天空のヒマラヤ部族ドルポ地方の映像には、目を見張りました。
EWSでの活動を大変楽しみにしております。(自己紹介文より)
─────────────────────────────────
▼・・・・・≪ 6. 編集後記≫・・・・・▼ 
─────────────────────────────────
吾輩は猫である、名前は「わはは」。東京の奥多摩では軒先にできたスズメバチの巣は壊さずそのまま残す風習があるらしい。理由は幻の鳥と言われるアカショウビンがその巣で子育てするからだ。心優しい奥多摩の人々のおかげで、アカショウビンが生きている。
先日、そのアカショウビンの姿をとらえた珍しい映像が放映された。
ガラス窓に向かって何度も何度も突撃している。実はこの行動、ガラス窓に映る自分の姿に恋をしてしまい、叶わぬ恋におちているというのだが… 切なすぎるにゃん! (か)