EWS通信10月号をおおくり致します。
緊急事態、蔓延防止が解除となりました。今後とも相変わらず変わらず自粛が、
推奨されそうですが、まずは朗報です。
MLB大谷翔平選手は、リーグ最終戦で46号ホームランを放ち今年度を締めくく
りました。大谷選手のホームランは、打撃音、飛距離、弾道速度、描く放物線の
優美さがたまりません。来年度の活躍を期待しますが、いつか、契約金額で、
世界を驚嘆させることができればとも想ってしまいます。 M.K
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《目次》
1.EWS山岳講座:上野村、中央アルプスの旅
2.ドルポの奨学生たちは、いま、、、
3.ネパール最新情報
4.編集後記
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▼・・・・・・・≪1.EWS山岳講座:上野村、中央アルプスの旅≫・・・・・・・▼
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上野村「森のギャラリー」での今年の展覧会は、「ヒマラヤの王国 ブータン」で終了し
9月26日にはメンバー7名で展示の撤収作業を無事に終えました。
上野村には一泊し、関東では最大級の規模を誇る不二洞見学や、十石街道で要衝
の地であった白井集落の散策を楽しみました。明治維新まで関所がおかれていたこ
とや、近年明らかになった隠れキリシタンの村であったことがことなど、郷土史家・
今井氏の案内で興味深く知ることができました。
その後、長野県の伊那市へ移動、翌日28日は天気にも恵まれ、紅葉には少々早か
ったようですが、宝剣岳登山を楽しみました。
最終日は高遠へ立ち寄り、歴史博物館をゆっくりと見学し(この日は開館記念日で入
場料は無料)高遠城址を散策、高遠そばを味わってから帰路につきました。
久しぶりの3泊4日の旅でしたが、山は足慣らし程度に楽しみ、会員同士の交流を深
めた次第です。
次回は、今年4月に計画しましたがコロナ禍でキャンセルとなった関東の名峰・筑波
山登山と笠間周辺の散策を予定しています。(11月初旬ごろ)
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▼・・・・・・・・・・・≪2.ドルポの奨学生たちは、いま、、、≫・・・・・・・・・▼
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EWSとドルポ基金では長い間ネパール、ドルポへの支援を続けてきました。
特にドルポの子供たちへの奨学支援は1995年から始まり今日まで続いています。
今回、奥ドルポのシーメン村にいるTsering Dorje(ツェリン・ドルジ)君から写真が届
きました。彼は昨年カトマンズのGolden Gate Collegeを卒業しましたが、コロナ感染
拡大により故郷のシーメン村へ戻っています。現在は画家テンジン・ヌルブ氏が関係
する小学校で先生をしています。皆様によろしくとのことです。
奥ドルポのシーメン小学校とツェリン・ドルジ君
また大分のアジア太平洋大学で国際関係学ぶSonam Dolma(ソナム・ドマ)さんは
来年3月に卒業予定ですが、現在は母ニューヨークの国連本部のインターンシップを取り忙しく
しているとのことです。以下は彼女からの近況報告です。(原文ママ)
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私は、ネパールでの小学校と高校時代、そして大学の4年間を通して私を支えてくだ
さった皆様に心より感謝いたします。皆様の温かな支援がなければ、この素晴らしい
機会を持つことは不可能だったでしょう。私はいま、立命館アジア太平洋大学で最後
の学期を過ごしていて、2022年3月に卒業します。
今していること・・・・・
卒業に必要な授業をすべて終えました。いまは、”Conflict over Water Resources
in the Middle East region(中東における水源紛争) “というテーマで学部論文を
書いています。
国連のインターンシップ・・・・・
また、国連平和活動局のJustice and Corrections(正義と矯正)オフィスでインタ
ーンシップを行っています。ニューヨーク時間の午前9時から午後5時まで、リモート
ワークで働いています。私の役割は、チームミーティングに参加して重要なメモを取っ
たり、ソーシャルメディアへのコンテンツを手伝ったり、国連機関のソーシャルメディア
に投稿する前に文書を言い換えたり、校正したりすることです。毎日、世界中のさまざ
まなミッションを担当する役員たちと会い、彼らの仕事もサポートしています。紛争の
影響を受けている地域で最高のトレーニングを提供するために、刑務所関係者や司
法の専門家と直接仕事をする担当者もいます。また、各国政府と協力して、人権関連
の法律を整備したり、元戦闘員の武装解除を支援したりする担当者もいます。また、
刑務所のセキュリティを強化するためのアドバイスやトレーニングを提供し、内部紛争
を解決するための法的支援を行う担当者もいます。 チーム全体がとても協力的で、
誰もが敬意を持って扱われています。 インターンシップの期間は3カ月で、9月27日
に始まり、2021年12月23日に終了する予定です。
卒業したあとの予定・・・・・
現在、私は卒業後、大学院に進学する予定です。奨学金を得られれば、東京の国連
大学を第一に考えています。また、国連大学に合格できなかった場合に備えて、奨学
金を支給してくれる他の国の大学も探しています。
ワクチン接種の2回目・・・・・
先週の土曜日にコビッド19の2回目のワクチンを接種したばかりです。
頭痛などの副作用はありませんでした。腕に軽い痛みがあっただけです。
10月6日 Sonam Dolma Gurung
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▼・・・・・・・・・・・・・・・・・≪3.ネパール最新情報≫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・▼
EWSカトマンズ支部のKami Sherpa(カミ・シェルパ)さんから、ネパールの最新の登
山・観光についてのリポートが届きました。
「8月のロックダウン解除後、毎日の感染者数は1000人以下、重傷者は10人以下と
激減し、10月から登山、トレッキング、観光が再開されました。外国人の空港でのビ
ザ取得も1年半ぶりに可能となり、ダウラギリやマナスルを目指す登山隊や、トレッカ
ーも順調に増えていて、生計を観光に頼る人々は今後を期待しています。ワクチン接
種率が上がっていることも、感染拡大を抑え込んでいると思われます。」
以上が大体の内容ですが、全文を下記にご紹介します。
Since Nepal government lift out the lockdown in August, situation in Nepal looking
quite normal, massive vaccinations program also helps a lot to decrease the number
of Covid 19 positive case. Now every day there are about less than 1000 positive
cases and about 10 fatal because of Covid. There has been some political issues
during last few month, the conflict between governing political parties helped to
divide the party and change the prime minister and the government. After situation
became normal, recently new government decided to provide on arrival visa and no
quarantine for vaccinated and PCR negative traveler, after almost 1.5 years, so it’s
very relief for the tourism industry of Nepal. There are few autumn expedition
specially to Daulagiri and Manaslu, and some trekkers to Annapurna and Everest
region and few to Dolpo and other restricted area. Since the lifting of quarantine
restrictions ,the travel agencies have noticed rapid increase in booking for coming
winter and spring season. After almost two years of slow business in the tourism
industry there has been a noticeable increase in the number tourists in the northern
areas of Nepal, people are hopeful to return back to normal working conditions. The
arrival of tourist will play a crucial role in the increase of the economic status of
Nepal which includes people working as porters to hotels and other related business
and off course the government of Nepal. latest update of Covid19 case : total
positive case 799615 total recovery case 772229 total deaths 11192 present positive
case16194 Vaccination update: 1st dose 7913555(27.2%) 2nd dose 6409196(22%)
10月6日 Kami Rita Sherpa
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▼・・・・・・・・・・・・・・・・≪ 4. 編 集 後 記 ≫・・・・・・・・・・・・・・・・▼
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吾輩は猫である、名前は「わはは」。ノーベル物理学賞を日本人が受賞しました。
地球温暖化予測を研究している方です。そこで皆さんは温暖化対策してますか?
エコバッグを使っている、マイボトルを持ち歩いている、車をハイブリッド車にした…
でも、そんなことじゃあ温暖化は止められません。逆に免罪符になってしまい、悪影
響だという人さえいます。現在の人口を維持するには、今の地球が1.7個分必要だ
とか…自然環境は多くの恵を提供してくれますが、自然が供給するものに対し、人間
の需要が多すぎる。例えば、分解されないマイクロプラスチック粒子が問題になって
いますが。地球上の人は1週間にクレジットカード1枚分のプラスチックを摂取してい
ます。水道水やビール、貝や塩から…怖いですね~。では、地球のために何をす
れば良いのか?どうやら経済成長を求めてはいけないらしい…まあ、詳しくは
「人新世の資本論」(斎藤幸平)をお読みください。あ、別に関係者じゃない
けど、わが主が今夢中になっている本だニャン! (か)