EWS通信

EWS通信2024年9月号をお送りします

EWS通信9月号をおおくりします。
パリオリンピック開催中は、膨大な競技の多彩さに誘われて、寝不足の日々が続きました。数々の熱戦はありましたが、個人的には馬術競技の優美さが印象に残りました。8月半ば以降は、台風10号停滞の影響を受け、夏休みの行楽の往来に打撃でした。日本近海の海温上昇により、日本に接近するほど、水蒸気を吸い上げ、台風が威力を増大させるという事だそうです。収穫の秋に、農作物への影響が心配されます。      M.K

《目次》
1.上野村森のギャラリー「ブータン展・第5弾」始まる!
2.EWS海外研修旅行 マダガスカル② 報告
3.今後の活動と参加者募集
4. 編集後記
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▼・・・・・・・・≪ 1.上野村森のギャラリー「ブータン展」開催中≫・・・・・・・▼ 
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群馬県上野村の森のギャラリーでは、ブータン王国・上野村友好関係樹立記念第5弾「ブータン写真展」が開催中です。今回展示されている写真は、ブータンの人びとの暮らしやほほ笑みの国の人々の表情を40点以上の写真で紹介しています。会期は9月14日から11月30日までです。(木曜日は休館日なのでご注意ください)
なお10月5日(土)と6日(日)には日本在住のブータンの若者たち10名ほどを上野村に招待しブータンの唄と踊りを披露してもらう予定で、日本語が達者な彼らとの交流も楽しみです。秋の上野村は紅葉の素晴らしい季節です。夏の猛暑に疲れた体を癒しに、ぜひ上野村に足を延ばしてください。

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▼・・・・・・・・・≪ 2.EWS海外研修旅行 マダガスカル②報告≫・・・・・・・・・▼ 

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EWS海外研修旅行が8月5日から21日まで、昨年に続きアフリカ大陸の島マダガスカルにて行われました。参加者は4名と少なかったですが、北部マダガスカルを探訪しました。フランスの植民地時代から有数のリゾート地として知られていて、美しい海岸や島が多いでところです。私たちも欧米の観光客に交じり、日本の夏の猛暑を忘れてリゾートライフを少々楽しみました。
しかしEWSの旅のメインは一般観光客があまり訪れない土地を訪れること。東部の海岸でのキャンプや、NGOが運営するロッジや森の探索を行いました。その土地に暮らす村人との協力関係を築き、動物の豊富な森の保護に力を入れているなど、興味深く感じました。日本から持参した古着を村人たちにプレゼントし、若干の交流ができたことも旅の収穫となりました。

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▼・・・・・・・・・・・・≪ 3.EWS今後の計画と参加者募集≫・・・・・・・・・・▼ 
EWSでは、下記のような計画が進行中です。◎は決定、○はほぼ決定のものです。
参加者を募集中ですので、ご検討ください。
◎奄美大島研修旅行 11月18日~22日
 ※鹿児島で小農塾を運営されている元鹿児島大学副学長の萬田正治先生の案内で、知られざる奄美大島の探索研修旅行です。現在参加者5名。
◎冬のブータン海外研修旅行 1月4日から19日の予定です。
 ※海外からの旅行者皆無の冬のブータンを旅します。特に東ブータンの山奥で開催されるお祭りは貴重なもので、帰路ヒマラヤを超えて越冬するオグロヅルの生息地を訪ねます。現在参加者3名。
○EWS山岳講座
 ※奥多摩にある笠取山を計画中です。多摩川源流の山として知られ、頂上からは360度の絶景が楽しめます。 10月下旬、日帰りの予定なお予定してました、東北の山登りは来年の初夏に延期しました。
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▼・・・・・・・・・・・・・・・≪4 . 編 集 後 記  ≫・・・・・・・・・・・・・・・▼
吾輩は猫である、名前は「わはは」。そういえば、今年は神尾先生が旅立たれて早くも4年。
時間が過ぎるのははやいものですね。私は初対面の時に話した内容を今でもはっきり覚えています。テロメアで盛り上がりました!テロメアとは染色体の両端についている一見無意味な塩基配列ですが、細胞分裂が起きるたびに短くなっていきます。
そんなことから、人間の老化や死に関する重要な部分として研究が進められており「命の回数券」などとも呼ばれています。当時私はたまたま、似非科学番組をやっていたことから、極めて浅薄な知識ながら話が盛り上がりました。
電車の回数券は10枚買うと1枚おまけがついてきます。神尾先生ももっと多めに回数券を買っておけば良かったのに…。
先生がドルポでブルーポピーを見つけた話をして下さった時のちょっと上目遣いの少年のような笑顔が忘れられません。  (か)