EWS通信

EWS通信2024年6月号をお送りします

EWS通信6月号をおおくりします。
釜澤亜希子さんのONLYYOUが企画制作した5月28日北沢ホール開催の「神様はまだこない」-人生100年時代に贈るドキュメンタリー映画〜満100歳ひとりぼっちの抵抗〜の上映会+特別トークを観覧してきました。
大正13年生まれ100歳のご長寿に驚くとともに、波乱万丈の試練を乗り越えて来たことに感動しました。頭脳の明晰さは勿論、身体の柔軟さを維持する健康管理は、加齢する危機管理として重要だと教えられました。身体の柔軟性の維持は、自身の健康のバロメーターと理解しています。2023年9月1日
時点で100歳以上の高齢者は9.2万人女性が8.1万人で9割を占めています。
百歳を超えてなお、その饒舌とダンスの巧みな動きには驚愕するばかりでした。(M.K)

《目次》
1.ネパール海外研修&ジェセ村支援リポート
2.EWS山岳講座 雨飾山
3.編集後記
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
─────────────────────────────────
▼・・・・・・・・≪ 1.ネパール海外研修&ジェセ村支援リポート≫・・・・・・・・▼ 
─────────────────────────────────
今年初めてのEWS海外研修旅行を、5月22日から6月11にまで行いました。       
参加者は、石上、大谷会員の2名だけでしたが、小数ゆえの機動性ある旅で2015年のネパール大地震で被災したランタン谷のトレッキング、地震後の支援を続けているジェセ村訪問を行うことができました。
地震当時、山倉、森田、荒山、広瀬、大谷会員はガイドのカミ・シェルパとべテ・カンツァ氏らとランタン谷にいましたが、無事に救助されたという苦い経験があります。ランタン谷はヒマラヤで一番花の美しい谷として知られ、その後の復興の視察を兼ね、10日ほどのトレッキングを行いました。
ジェセ村については、小学校に水道を引くという計画があり、雑賀会員の支援金を現地で手渡し、今後のプロジェクトの打ち合わせをしました。
以下、写真にて報告いたします。


シャブル・ベシから4日間の歩きで、ランタン谷最後の村キャンジンに着きます


三日間避難した大岩もありました


 花の最盛期はまだでしたが、多くの花々に出会いました


最高峰ランタン・リルン(7234m)をはじめ、ヒマラヤの山々に囲まれています


ジェセ小学校では全校生徒が集まってくれて、歓迎の踊りで迎えられました

 EWSの支援は大変喜ばれ、感謝状が贈られました  

─────────────────────────────────
▼・・・・・・・・・≪2.7月のEWS山岳講座について ≫・・・・・・・・・・▼ 
─────────────────────────────────
前にもお知らせしましたが、EWS山岳講座を次の通り実施します。
     7月1日(月) 長野県小谷温泉「山田旅館」集合
2日(火) 雨飾山(1963m)登山 小谷温泉泊
3日(水) 早めに群馬県上野村へ移動、
森のギャラリーにて次回の写真展 「マダガスカル」の展示準備
      4日(木) 残りの展示を行い、現地にて解散
          ※参加費:5万円(全参加の場合)
現在参加者は、8名です。まだ参加は可能ですので、参加希望の方はご連絡ください。
─────────────────────────────────
▼・・・・・・・・・≪3. 編 集 後 記 ≫・・・・・・・・・・▼ 
─────────────────────────────────
吾輩は猫である。名前は「わはは」。我が夏目漱石大先生は、かつて「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したと言われている。しかし、これは英語の作品を翻訳したわけではなく、大学での英語の授業で学生達に「どう日本語に訳すか?」を問うた時の話で学生は「私は汝を愛おしく思う」とか「私はあなたを愛しています」など分かりやすい解答をしたのだが、夏目漱石大先生は怒った!「日本人はそんな図図しい表現はしない!」そこで大先生は「月が綺麗ですね」とか「月が青いですね」と訳したと言われている。だが、この噂の裏は全く取れておらず真実は定かで無いが…この話を知っている人が異性から「月がきれいですね」と言われてたら誤解してしまうかもしれニャイ! (か)