EWS通信

EWS通信2020年8月号をお送りします

EWS通信8月号をおおくりします。

遅まきながら、梅雨明けとなりました。長い憂鬱な梅雨でした。予想外の大雨に

襲われ、各地で甚大な被害が報道されています。50年に一度、100年に一度と

いう表現ですが、近年の災害は、例年の天候異変に鑑み、何時何時でも、想像を

超える災難となることを覚悟する必要がありそうです。災害列島を生き抜いてきた

日本の地力が試されます。                               M.K

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《目次》
1.EWS登山講座報告と10月の計画
2.APUのソナム・ドマさんプロジェクト
3.ネパールの新型コロナ感染状況
4.編集後記
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▼・・・・・・・・・・・・・・・≪1.第一回EWS山岳講座≫・・・・・・・・・・・・・・▼
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新型コロナウィルス感染拡大の中ですが、十分に注意を払いながら第一回目の
EWS山岳講座を実施することができました。参加者はEWS会員6名、あいにく
の雨でしたが、みずみずしい緑に彩られた日本の山を堪能しました。
群馬県上野村では、現在森のギャラリーで開催中の「ブータン展」を見物後、
35年前の日航機墜落事故現場である御巣鷹山の尾根に建つ「昇魂の碑」を
訪れました。昨年の台風により通行止めが続きましたが現在は通れるように
なり、森の中を登ること30分、碑の前で犠牲となった520名の霊に祈りを捧げ
ました。毎年遺族や航空関係者が訪れるそうですが、関係者はもとより航空機
による旅が多くなった旅行者であるわたくしたちも、一度は訪れるべき場所だと
思った次第です。小谷温泉に移動後、昨秋悪天で断念した雨飾山登山を決行、
小雨の中でしたが全員無事に登頂することができました。下山後はゆったりと
温泉につかり山にいる幸せを感じ、いっときでしたがコロナ禍を忘れることが
できました。
<次回の登山講座予告>
〇奥只見の紅葉と平が岳登山 (10月26日から30日の予定)
福島県只見町のブナ林「癒しの森」と「恵みの森」
散策越後の名峰・平ヶ岳登山、帰路に上野村でキノコ狩り

上野村御巣鷹の尾根「昇魂の碑」 (写真:平野誠会員)


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▼・・・・・・・・・≪ 2.APUソナム・ドマさんプロジェクト日本語版 ≫・・・・・・・・・▼
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ドルポのソナム・ドマさんが留学中の立命館アジア太平洋大学(APU)では
学生たちが立案したイベントやプロジェクトを支援する制度があります。
ドマさんによれば、仲間4人による支援事業が多くの応募の中から唯一、
2020年度の【APU 開学20 周年記念プロジェクト】に選ばれたとのことです。
支援事業名は Bamboo and Greenhouse Project で「ネパールの貧困地域にて、
ビニールハウス設営、竹炭や竹酢を製作する技術等を伝授」というものですが、
プロジェクト内容の日本語版が送られてきましたのでご紹介いたします。

ソナム・ドマさんのプロジェクト日本語版は以下でご覧になれます。
https://docs.google.com/document/d/1lhNd2-gJj7ZuIcKyh3MBD4_DDubeaIVA/mobilebasic

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▼・・・・・・・・・・・・≪ 3.ネパールの新型コロナ感染状況 ≫・・・・・・・・・・・・・▼
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カトマンズにいるカミ・シェルパ氏から、新型コロナウィルスに関する情報が届き
ましたので、ご紹介します。

「ネパール国内の新型コロナウィルス感染者は約21、000人、亡くなった人は59人
です。感染者の多くはインド国境に接するネパール南部で、ビラトナガールやビルガ
ンジの町は、ロックダウンが続いています。カトマンズでは自由に動けるようになりま
した。政府は8月17日から、国内線、国際線のフライトを再開するといっています。
秋からの観光シーズには、登山者や観光客が戻ってくることを期待しています。」
(8月4日Kami Sherpa より)
※ちなみにブータンの感染者は、2名だそうです。
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▼・・・・・・・・・・・・・・・・・≪ 4.編集後記≫・・・・・・・・・・・・・・・・▼
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吾輩は猫である、名前は「わはは」。今、アメリカではマスクをしない女性は
「カレン」と呼ばれているらしい。「マスクしなさいよ!」と注意された女性
が「余計なお世話!」と逆切れして、ゴホゴホしながら唾を吐きかけた動画が
拡散し「咳するカレン」と命名されたから。ではなぜカレンなのかというと
「ミーン・ガールズ」という映画で「あなた、なんでアフリカから来たのに白
人なの?」と聞く女子高生の役名がカレンだったから。つまり、傲慢で差別的
な白人女性を指すのだが、関東大震災での朝鮮人虐殺を認めない都知事も、
ひょっとしたらカレンかもだ…にゃん! (by 文春)      (か)